All that glitter is not gold.

それでも、きらきらしたものがすき。

ぜんぶ、雪(男たち)のせいだ。

 2020年オタク総括とまいりましょう。

 

いや~、やってしまった。わたしとしたことが、また新しい沼に……。

まさか1年に2回も沼記事を更新することになるとは誰が思うだろうか、いや思わない(反語)。

ちなみに1記事目がこれ。斉藤壮馬さんの話。↓ 

allglitters.hatenablog.com

 

さて。

まあ今年は誰もがそうだったと思いますが、件のウイルスに振り回されたわけでして。わたしも転職して約半年、自分の仕事という仕事もそこまでない中での在宅勤務となりました。

資格試験の勉強なんかを進めていたのですが、永久に音楽を聴いているのもまあ飽きる飽きる。

そのうちYouTubeをBGM(BGMとは?)にしながらの作業にシフトしていろいろ観ていました。

 

で、出会ってしまったわけです。この動画に。


Snow Man「リモート人狼」やっぱり神回に!

 

もともと人狼やるのも観るのも好きで、「え、人狼リモートでできるんか!Snow Manさんって今年デビューされた方々よな……」なんて思いながらクリックしまして。観まして。

出会ってしまいました。阿部亮平くんに。

この時はメンバーの名前は一切知らなくて、左下にめちゃくちゃ顔が好みでニコニコGMするお兄さんがいるな~と思いながら終始左下を見ていました(欲望に素直)。嫌味のないGMっぷりもよくてなおのこと気になったので、すぐ調べたわけですよ。行動力is大事。

で、以下の事実を知ることになります。

 

ジャニーズ初の院卒アイドル。

気象予報士の資格を持っていて、クイズ番組によく出ている。

憧れの先輩は嵐・櫻井翔

 

めちゃくちゃな抗えなさを感じました。特に3行目。

わたしは!櫻井翔さんのオタクだったんですよ!これはもう深堀りするしかないじゃないですか。

 

グループとしても平和で面白そうな人たちだな~って思ったので、曲も調べてみたわけです。


Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)

 

いやめちゃくちゃかっこいいやん。

あと俺は市民だの人(佐久間さん)踊るとこんなにかっこいいの!?え!?ってなった。

 

曲が好みだったので他の動画もいろいろ漁ってみちゃったりして。


Snow Man【ダンス動画】Party! Party! Party! (dance ver.)

 

オタクは定点ダンス動画が大好物なんですよ(主語が大きい)

全員ダンスが上手いんですけど、この動画のあべちゃんのダンスがとにかく好きで。うまく言えないんですけどバランスがよくて綺麗、かつアイドルみの強いダンスだったのでもうなにもかも好みじゃん???とジャニーズの道に戻る決意がこのあたりで固まってきます。

 

と、ここまでがだいたい6月半ば~7月くらいの話。雑誌なんかもこのあたりから買い始めていたり……

で新曲がぼちぼち表に出始めた?のかな?(MV公開は9月ですが)


Snow Man「KISSIN’ MY LIPS」MV(YouTube ver.)

 

これもめちゃくちゃ好みな曲だった~!avex最高!!!

 

ところがここでわたくし、一つ気付いてしまった。

「もしかして、あべちゃんのソロパート、ない……?」

そう。ないんですよ。

これまでのジャンル的に自担や推しのソロパートってわたしにとっては絶対あるものだった(ハロプロ実力主義だけど推しが歌メンなので特に多かった)ので結構衝撃だったかな。

ならば。

ファンクラブに入るしかない!

と思ったわけです。

 

ジャニーズのファンクラブは、グループで好きなメンバーを一人選択して登録することができます。つまり、事務所は誰の名前で登録している人が何人いるのか見ることができる。

であれば!「阿部亮平」で登録して事務所に阿部担が増えたことを示してやろうじゃないか!(なんだその上から目線は)

 

という気持ちが一番の動機となって、8月上旬にめでたくファンクラブ会員と相成りました。

もちろん事務所がその数字を何かに反映しているかは断定できませんが、グッズの製造数の参考くらいにはしているんじゃないかな~という希望的観測。

 

もうここからはオタク通常営業。

雑誌買ったりCD買ったりライブ配信観たり滝沢歌舞伎ZERO観に行ったりして楽しく過ごしております。

 

今回は都合上あべちゃんの話にフォーカスして書かせてもらいましたが、メンバー全員大好きだし平和で仲良しでいいグループだな~って思ってます。下積み長いだけあって実力もあるし、なにより続けることの大切さを知っている人たちは強い。(配信ライブ2D.2D.の最後のMC、佐久間さんと舘様とあべちゃんで号泣した……)

なにより、わたしが嵐オタクやっていた頃よりデジタル面(ライブ配信、グッズ通販、ISLAND TV)が充実していて!とても!楽しい!!!YouTubeがなかったら彼らにも出会えていなかったと思うのでデジタルコンテンツの充実に感謝。人にもすぐ勧められるし。

 

そんなわけで、2020年は""Snow Manの年""でございました。たくさん楽しみをくれてありがとう~!

まずは変わらない姿での復帰を願っております……!

 

追記(2021.01.09)

舘様も本日から通常稼働再開とのことで、うれしい限りです。#ひとりじゃないって最強だ !

V6のライブに見た、"ショービジネスとしてのアイドル"

※この記事は4月後半に書いたものを加筆修正する形で公開しています※

 

 

"ステイホーム"が言い渡されて以後、ありがたいことに数々の良質なエンタメを消費するのに忙しい。なんならステイホーム前より忙しい。

ライブが中止になってどこの事務所も巨額の損失が発生しているはずなのに、過去の公演をフル尺で公開してくれているアーティストの多いこと。つまみ食いが捗って仕方がない。

そんなわけで今回は、アイドルオタク歴12年のわたしが見たV6さんのライブの所感をつらつらと書いていく。

 

現在、V6さんのライブ映像は2本公開されている。

まずは2017年のツアー「The ONES」


【期間限定】V6 / LIVE TOUR 2017 The ONES

 

そして2011年のツアー「Sexy.Honey.Bunny!


【期間限定】V6 / live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!

 

アイドル大好き&ライブ大好きなので当然2本フルで観た。ちなみに知ってた曲はThe ONESだと3割くらい、セクバニは8割くらい。それでも充分楽しめたのは、ひとえにV6のライブが"完成された"エンタメであったからではないかと思う。

 

まず全体の印象として、演出へのこだわりの強さが見てとれた。

振付と背景を連携させたり、意識的にメンバーカラーのスポットを使ったり、盛り上がる曲でのレーザーの使い方も非常にかっこいい(特にThe ONES)。セクバニコンの星の形したセンステも「6人」を象徴していてすごくよかった。

列挙した部分に共通する良さは、「個」と「グループ」のバランスだと思う。メンバー一人ひとりの個性を際立たせ輝かせながらも、全員が同じ動き・歌詞を歌う時は一体に見せる演出がされていた。衣装も「靴はそろえるけど、ジャケットの丈は違う」というように個性と統一感を両立させていて、「これがアイドル"グループ"の良さだよな!!」と身震いした。ありがとう。

 

 

どこを観てもとにかく作り込まれてるな~!と感心してしまったのだけれど、6人曲で一番鳥肌が立ったのはThe ONESコンの「刹那的Night」。曲の後半あたり、センステがせりあがって上からは縦長の照明がメンバーを囲むように垂れ下がって、さながら檻のように見える。本当に檻に見立てたように照明を掴むしぐさをしてみせたり、あるいはまったく動かずショーウインドーのマネキンのような振りもあったりと、"見世物"たるアイドルとしてのメタ視点がすごかった。

 

メタ視点といえば、セクバニコンの三宅さんソロ「"悲しいほどに ア・イ・ド・ル"~ガラスの靴~」もインパクトが強い。アイドルオタクは全員歌詞を見てほしい。歌詞に出てくる、アイドルとして表に出す自分と素の自分という対比を表したかのような「両足で色が違う靴」で終始しゃかりきに踊る三宅さんに全てを捧げたくなる。「この瞬間も全て作り物なのでは」という気持ちと「必ずしも"作り物=偽り"というわけじゃない」という気持ちでめちゃめちゃになってしまうので大変おすすめの映像である(おすすめコメントになってない)。

 

そして極め付けはThe ONESコンのカミセン曲「Get Naked」。この曲ではメンバーがリアルタイムで自撮りしている映像が紗幕に大写しになるというトンデモ演出(最高の褒め言葉)が行われている。その間の動きはメンバーにゆだねられているようで、要は「その時見せたい自分の表情を自分で撮る」という「消費される自分」を自覚したムーブがなされているのが大変にしんどい。しかもこの曲は何を隠そうど色気ソングなので、ぜひ周りを気にせずニヤニヤできる環境でご覧ください。

 

 

各メンバーごとの印象も挙げておく。

 

・坂本さん

歌とダンスがめちゃくちゃに上手くてかっこいいのは知ってたんだけど、歌がうますぎて笑えてきてしまった。ふざけた曲でも余すことなく歌唱力をぶっぱしちゃってて素敵。あと足が本当に長い。

 

・長野さん

グルメで美人。というイメージだったのだが、繊細な歌声を聴いて「この人は守られていてほしい…!」と思ってしまった。現にメンバーからめちゃくちゃ誕生日を祝われている様子は愛されている人のそれで、精神的な支えにもなっている存在なのかな、と。

 

・井ノ原さん

あさイチアド街のお兄さんで理想の父親(当社調べ)。声がめちゃくちゃに良く、実は足も長い。あれ?でもMC中は酒が入ってるみたいなテンションで永遠にまくしたてていて、楽しいお兄さん。ギャップでバグが起きてしまう。

 

・森田さん

全方位「かっこいい」の塊であり、「かっこいい」の天才。かと思いきや甘々ボイスをお持ち。ダンスでの拍の取り方が独特で、セクバニコンのソロが圧巻だった。帽子をかぶり直すだけであれだけの色気が出るのはなんなんですか?(なんなんですか?)

 

・三宅さん

頭からつま先までアイドル。アンコールやMCで大はしゃぎする姿は全身が「かわいい」をまとっていた。でもかっこいいもできるし、ファンとやり取りができなかったから手話を習い始めたなんてめちゃくちゃマジメなところがあるのも知ってるし、アイドルとして信頼できる人。ザ・アイドルな方が大好きなので、うちわを持つなら「健」だな~。

 

・岡田さん

俳優業の方がよく知ってたので(SPシリーズ好きです)、おしゃべりなのがまず意外だった。あと体幹があるからなのか、ダンスの安定感がすごい。声も適度に甘めで「これは岡田さん!」とわかりやすく、アイドル歌唱には結構向いてるなって思った。

 

-----以上が4月時点での執筆部分-----

 

 

めっちゃ上から目線になっており、すみませんという気持ち……。

しかしV6さんのライブが極上のエンタメであることは疑いようのない事実なので!改めて公開ありがとう!という言葉でこの記事を締めたいと思います。

 

(なお6/24現在Snow Manさんの動画を無限ループしており、また沼記事を更新する予感……やはりジャニーズの沼は深い)

【2020年4月版】最強のディビジョンはどこなのか決める【中の人ネタ】

突然ですが、表題の通り最強のディビジョンはどこなのか決めていきたいと思います。

きっかけはツイステプレイヤーの友人が「ジェイドくん(CV.駒田航さん)はラップができる」とか言い始めたからです。

そういえばツイステってヒプマイキャスト何人か出てたよな…ツイステディビジョンが組めるじゃん。(?)

なんならアイナナにも3人出てるからアイナナディビジョンが組めるじゃん???

ならいったい最強のディビジョン(人数的な意味で)はどこなんだ????

と疑問に思ったので、調べてみました。

 

 

【前提】

・ヒプマイキャスト(ディビジョンに属しているメンバーが対象。中王区などのメンバーは含めない)が3人以上出演しているゲームをディビジョン認定する

・ゲーム内でプレイアブルキャラクターである必要はない。声の出演をしていればOK

・コラボ(グラブルラブライブキャラが登場など)出演の場合はカウントしない

・1作品から複数タイトルのアプリが出ている場合は1ディビジョンとしてカウント

 

【調査対象】

・2020年4月度iOSアプリ売上予想ランキングTOP400(出典:Game-i)

↑全アプリなのでゲーム以外も含まれるランキングです。

 

【調査方法】

・筆者の知識で男性声優出てそうなゲームっぽいな~というタイトルのゲームwikiでひたすらヒプマイキャストが出ているかどうかを調べる。それだけ。←

・出ているかわからないものについても「○○ 声優」などで検索をし、声優一覧がパッと出てこないものは詳しく見ていません

 

 

地道な調査の結果、ディビジョンが成立したのは以下の14作品。

 

モンスターストライク

Fate/Grand Order

・ツイステッドワンダーランド

グランブルーファンタジー

あんさんぶるスターズ!

白猫プロジェクト

・シャドウバース

アイドリッシュセブン

・魔法使いの約束

・魔法使いと黒猫のウィズ

アイドルマスターsideM

・ドラガリアロスト

刀剣乱舞

夢王国と眠れる100人の王子様

 

ちなみにこの順番は売上順です。サービス開始直後の勢いとはいえツイステすごい。

 

 

さて、この中で最強のディビジョンはどこなのか?TOP3を発表します。

 

【3位】 7名出演(18名中)

・シャドウバース

浅沼晋太郎さん、駒田航さん、白井悠介さん、斉藤壮馬さん、速水奨さん、伊東健人さん、河西健吾さん出演

夢王国と眠れる100人の王子様

→天﨑滉平さん、浅沼晋太郎さん、白井悠介さん、斉藤壮馬さん、速水奨さん、河西健吾さん、黒田崇矢さん出演

 

3位は同率2ディビジョンでなんと3分の1以上が出演。シャドバのように、キャラクターの性別がそこまで偏っていない系のゲームはやっぱり強い気がします。

 

しかしトップはこんなものではなかった。

 

【1位】11名出演(18名中)

・魔法使いと黒猫のウィズ

木村昴さん、石谷春貴さん、天﨑滉平さん、浅沼晋太郎さん、駒田航さん、白井悠介さん、斉藤壮馬さん、木島隆一さん、伊東健人さん、河西健吾さん、竹内栄治さん出演

 

まさかの過半数。なんならヒプマイARBも成し遂げていない「全ディビジョンから出演」を成し遂げている。すごい。黒ウィズは実質ヒプマイ(殴られろ)

 

 

ちなみに、今回ディビジョンが成立した14作品に最も出ているキャストさんTOP3もご紹介。

 

【3位】

速水奨さん、河西健吾さん:7作品

 

【2位】

浅沼晋太郎さん:9作品

 

【1位】

斉藤壮馬さん:11作品

 

表作ってるうちからこれは浅沼斉藤一騎打ちだな…という感じにどんどん○が付いていったお二人でした。さすが。

調べてて「これにも出てたのか!」っていう気づきもあったのでやってみてよかったです。

 

ということで、最強は黒ウィズディビジョンです。異論は認める。(?)

斉藤壮馬という不可抗力。

2019年はめちゃくちゃな年だった。

 

2月に体調不良で休職、夏には5年付き合った恋人と別れ、秋に転職(これだけはいい話)と身内の不幸、年末はちょっとしたネトストに遭うなど厄年~~!な内容。ちなみに年齢的には厄年ではなかった。

 

人間は精神的に弱っているときに新しい沼にハマりがちな生き物らしい。わたしも例外ではなく、完全に新しい方面に推しを作ってしまう結果となった。

 

声優の斉藤壮馬さん。彼には絶対勝てない。

 

普段"新しい沼にハマった"系ブログをニコニコしながら読んでいる側の人間なので、自分がその立場になってみると書きたくなる気持ちは頷ける。ということで、口癖がすっかり「斉藤壮馬に課金したい」になったもうすぐ24歳独身・会社員の話にしばしお付き合い願いたい。

 

時は2018年の夏にさかのぼる。

わたしは声優文化にほとんど触れることなくそこまで生きてきた(生粋のアイドルヲタクである)のだが、友人がカラオケで歌ったある曲で斉藤壮馬さんとの出会いを果たすことになる。

 


ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」

 

友人は超がつくほどのチャレンジングな人種なので、ぜーはー言いながら12人分のラップを1人で歌いきっていた。すごい。そして彼女が言うには、

「12人分やるのきついから覚えて!!!」

だそうで。

かっこいいし面白そうだしラップならいけるかも~!?(申し遅れたがわたしは嵐のラップ担当・櫻井翔さんのファンを5年ほどやっていた経験がありました。あとでこれが効いてきます)と思った軽率なヲタク、さっそくこの曲をiTunesで購入しMVと共にリピートしまくった。

そして思ったのである。

 

「夢野幻太郎って人、めっっっっちゃ声が良いやん………」

 

そこからヒプマイ楽曲はYouTubeに上がっているものをすべて履修した。楽曲がかっこいいというだけではなく、深読みしろ!と言わんばかりの設定、ディビジョンごとの様々なエモが素晴らしくてMVだけはめちゃくちゃリピートしていた。推しディビジョンはもちろん、シブヤである。

 

ここまではあくまで"ライトなヒプマイファン"だったわけだが。

"斉藤壮馬"単体への抗えなさをやや自覚したのが、2019年春に出たこちらのMV。

 


ヒプノシスマイク Division All Stars「Hoodstar」

 

ヒプマイ全体曲のMVはキャラクターだけでなく声優さんも映るという形式で作成されているのだが、こちらの斉藤壮馬さん、どうにも顔が良すぎる。

「喰われちまうぜ」の歌詞で手をパクパクするのとか、何……?あとウインクの破壊力強すぎん……?これは自分の顔の良さを自覚してないとできないムーブだぞ???さすがにびっくりした。もう画面左下しか観れん。

 

がしかし、2019年は秋くらいまで本現場(アンジュルム。2019年だけで3人卒業は心労)が忙しく、ヒプマイはこれまで通りYouTubeを中心に履修するだけにとどまっていた。

 

この流れを変えたのが、この楽曲の登場。


ヒプノシスマイク「あゝオオサカdreamin' night」どついたれ本舗

 

9月に発表された2つの新ディビジョンから、オオサカの楽曲。

……ちょっと待って新しい沼がやってきたんですけど。ドルヲタがお笑い芸人にガチ恋はさすがに新しい沼開拓しすぎじゃない????(訳・オオサカ楽曲で白膠木簓にオチました)

てなわけで、ここでヒプマイ熱がめちゃくちゃに爆発。もちろんオオサカのCDは買った。そしてこれまでの楽曲を猛烈に復習した結果、斉藤壮馬さんの声と顔の良さを再認識。

したタイミングで、こちらのニュースが。

 

 

あっそうなんだアーティスト活動もやってらっしゃるのね!しかもSpotifyで配信されてるしYouTubeにはライブ映像ダイジェストが。……!?!?


斉藤壮馬 1st LIVE "quantum stranger(s)" ダイジェスト映像

 

"詰み"を自覚したのはこのときだったと思う。このダイジェスト映像内の「レミング、愛、オベリスク」という曲がとても好きで、歌詞を調べてみたら度肝を抜かれた。

なにせ、「作詞・作曲:斉藤壮馬」である。まさかのご本人。めちゃくちゃ顔と声が好みの人間が、めちゃくちゃ好みの楽曲を作って歌っている。これは最早運命ではないか!?!?新作EPの購入を決めたのは言うまでもない。

 

そこから斉藤壮馬さんについて調べるうちに、恐ろしい事実が2つ発覚する。

 

①"斉藤壮馬、どうやらアイドル役やってるらしい"

 

繰り返すがわたしはアイドル畑の人間である。好きと好きのコラボ、これは履修するしかない。

ということでDLしましたアイドリッシュセブン。ええ。ストーリーがめちゃくちゃリアルだし、"斉藤壮馬めちゃくちゃいい役だよ!!"というフォロワー様のお墨付き通りだったし、大変楽しませていただいております。ええ。アイドルであることに誇りを持ってるタイプの子、ドルヲタが好きにならないわけないじゃん。

 

②"斉藤壮馬、どうやらエッセイ集出してたらしい"

 

推しの著作物。アイドルや声優という"普段与えられた歌詞/台本で表現する人間が、自分の言葉で表現する"というコンテンツに弱いわたし、すぐに買ってしまいました。

これがまためちゃくちゃ良い。流れるような文章、ひらがなをバランスよく取り入れている言葉選び、伏線回収とくすっとさせるユーモア、がとっても上手いのだ。

と褒めているうちに気づいた。これ、櫻井翔の再来だわ。

 

思えば櫻井翔さんにハマったのも、アイドルでありながら"自分の言葉で表現=ラップをする"という部分とその表現自体に魅せられたからであり、彼のスマートで誰も傷つけまいとする知性やユーモアが好きだったからだ。そりゃ勝てないわ。

ちなむと櫻井翔さんにハマったのが嵐10周年イヤー、そして斉藤壮馬さんが今年声優活動10周年だ。ここまで一緒だと完全に再来である。出身校も早慶でいい感じに双璧だし本当にナンダコレ。

 

こうしてわたしは無事に斉藤壮馬さんファンを自覚し現在に至るわけである。声優さんの出演情報、どこ見ていいかわからないのと、過去作で履修しろ!って作品があったら諸先輩方にお伺いしたいところ。よろしくお願い申し上げます。

 

ちなみに、なぜ「斉藤壮馬に"課金したい"」になったのか、ですが。

 

斉藤壮馬FGOに登場事件(2019.12.18)

 

まさかね。EP発売日に爆弾だったよこれは。

実は2017年9月からのFGOプレイヤーであるわたし、声優さんで初めて推しができてしまったものだからCV斉藤壮馬さんの鯖が実装されたら課金しちゃうな〜☆なんてそわそわしていた。

……キリシュタリア様、お前かよ。お前斉藤壮馬だったのかよ!?お前お前お前〜〜〜〜!!!!(※キリシュタリア様はガチャから出ません)

その日は斉藤壮馬鯖に課金できない悔しさでなかなか寝付けなかった。何故。何故鯖じゃないのか。悔しい。FGO斉藤壮馬鯖に2万くらい課金して「壮馬くんなかなか出ないな〜〜(>_<)」って言いたい人生だった。ストーリー的に実装はない気がする、本当に、何故。

 

というわけで、「友人にヒプマイをカラオケで聴かされた結果、"斉藤壮馬に課金したい"が口癖になったヲタクの話」でした。2020年は新たな推しと共に良い一年にしたい所存。

ちなみにヒプマイの推しキャラはらむだちゃんに落ち着きました。ってそこ夢野じゃないんかいっ。

友人のカレンダー企画に参加しました。

友人より2020年のカレンダーを一緒に作ろうぜ!というお誘いをいただき、「人が描けない」「アナログ絵が描けない」という爆弾級のハンディキャップを持ちながらも参加させていただきました(企画ありがとう)。

他の全員が人物を含めたイラストを描いている中、お前は何を描いているんだ??という疑問をおそらく持たれまくっていると思うのでこの場を借りて釈明(?)させていただきます。

それぞれが各月モチーフのイラストを描いており、わたしは6月担当。

提出したイラストが以下のものです。

 

f:id:allglitters:20200101222120p:plain

本当に人物要素はゼロです。まじで描けないので。

 

特に何月がいい!という希望を出さずに6月担当に決まったのですが、決まった瞬間に推しをコンセプトに描くぞ~!!という方向性に決めました。なにせ、6月生まれの推しがいたもので。

 

アンジュルム室田瑞希ちゃん(以下むろ)です。

 

彼女のプロフィールを紹介すると、いくつかのモチーフの由来は分かっていただけるかもしれません。

・1998年6月12日生まれ

ハロプロ研修生出身、アンジュルム3期メンバー

・イメージカラー:水色

 

以下、それぞれの要素について。

 

【3のトランプ】

アンジュルム「3」期を表しました。描かれている猫はむろの同期・相川茉穂ちゃん(2017年卒業)がよく描いていたものです。

3期メンバーは3人いて、リボンの色は3人のイメージカラーになっています。唯一現役でない茉穂ちゃんの緑色をつけている猫のみ、逆さにしました。

 

【JOKERのトランプ】

前述の茉穂ちゃんが「糸島Distance」という曲のMVで被っていた特徴的すぎる帽子を描いています。


アンジュルム『糸島Distance』(ANGERME[Itoshima Distance])(Promotion Edit)

 

今回はむろ単体、というよりも「アンジュルム3期としての室田瑞希」にスポットを当てたイラストにしたかったので、思い切って茉穂ちゃん要素をがっつり投入。。笑

あと、この衣装がトランプっぽさがあったのでよりコンセプチュアルにできるかなと思ったのも理由の一つです。

JOKERの下の天使の羽は「アンジュルム」というグループ名の由来の1つである天使を表しています。

 

【6のトランプ】

「6月12日生まれ」の6。

さすがに季節感出さないとまずかろう、と思いトランプの柄を傘にしました。色はイラストを描いた当初のアンジュルム年上組のメンバーカラーになっています。

6の下の雫はこれまた「アンジュルム」の由来の1つである涙を表しています。

 

【Qのトランプ】

「6月12日生まれ」の12。

J/Q/Kのカードは人物を描いていることが多いので、上下で違う衣装のイラストにしてみました。

上の赤/黒の衣装は2017年のコンサートツアー「変わるもの 変わらないもの」のライブ衣装。アンジュルムのかっこよさ・スタイリッシュさがよく出ていてお気に入りの1つなので選んでみました。

下のミントグリーン/白の衣装はハロプロ研修生のもの。むろが研修生に在籍していた時代のものですね。セーラーっぽくなっていてかわいい。

研修生時代があるから今がある。そんな思いを込めたつもりです。

 

【そもそもなぜトランプなのか?】

「6月12日生まれ」という数字をモチーフにするときに、トランプが一番表しやすいかな、と。あとは人を描かなくてもある程度自然に見えるのがトランプではないかという思いもありました…人を描かないで済むなら割と手段選んでない(それはどうなんだ)。

 

【背景】

すべてアンジュルムのメンバーカラーで構成されています。模様やカラーの配置は嵐さんの2010年ツアー(君と僕の見ている風景)グッズを参考にシンプル&おしゃれめに仕上げました。あと無機質感を出したかったというのはある。イラレで描いたあとPhotoshopで加工をかけてガラスっぽい質感にして、トランプが浮き上がって見えるようにしました。このせいでデータが重くなった…笑

 

 

だいたいこんな感じです!!

普段ファンアートってポルカ関連でしか描かないので新鮮だったな~。参加者各位におかれましてはこれを機にアンジュルムに興味を持ってくださるならこんなにうれしいことはないです…!

めちゃくちゃ身内向け記事になってしまいましたが、そんなライナーノーツ的記事でした!

岡崎体育と夢とわたしの話

岡崎体育をいつ知ったのか、正確な時期は思い出せない。

たぶん『MUSIC VIDEO』で知ったんだと思う。LINE NEWSとかで「ミュージックビデオあるあるの曲が話題」みたいな感じで見たんだったんじゃないかな。

めちゃくちゃ面白かった。特に「コマ撮り」のとこと「二分割で男女を歩かせて最終的に出会わせる」がツボだったっけ。

そのあといろいろMVを漁って、気付けば気になるアーティストの一人になっていた。

 

そんな折、二つの偶然が重なってわたしは岡崎体育の単独ライブに足を運ぶことになる。

一つは、近しい友人の存在。10年来の付き合いになる友人が岡崎体育の単独ライブに行った、めちゃくちゃに面白かったという話をしてくれた。

もう一つは、恋人の海外旅行。例年なら彼の誕生日は一緒に過ごしていたのだけれど、その年は彼が海外旅行に行っていて直接祝えなかった。一人で過ごすのも癪だから何かライブにでも行こうか、と思っていた矢先、まさにその誕生日に岡崎体育が東京でツアーファイナルを行うことを知ったのである。(2017年の「キミイロハートⅡ」ツアーラストのことです)

 

これは岡崎体育が来いと言っているに違いない。ありがたいご縁に恵まれてなんとかチケットを手にすることができたわたしは、せっかくの単独だからしっかり予習をしていこう、そう思ってアルバム「BASIN TECHNO」「XXL」を聴きこんでいった。

 

この予習段階でわたしは完全に「アーティスト・岡崎体育」にオチていた。

特に「Open」「XXL」の2曲に惹かれた。もともとアイドル畑の人間であるわたしは激しい曲を聴く機会はあまりなかったけれど、攻撃的なのに自然と身体が踊り出してしまう、重厚かつキャッチーなサウンドにドハマリしてしまったのだ。

ライブではそんなかっこいい曲たちもネタ曲たちも、そして「式」のようなしっとりとした曲もバランスよく織り交ぜられていて、岡崎体育というアーティストの奥深さを実感させられた。

 

「単独でさいたまスーパーアリーナ公演を成功させたい」という彼の夢を知ったのは、その頃だったかもしれない。

 

話は大きく変わるが、わたしは生まれてこの23年、「夢」というものを持ったことがない。

幼稚園や小学校で「夢」というものをテーマに絵や作文を作らされたことは数えきれないほどあったけれど、わたしはその度に「みんなが描いているのと同じこと」「今の自分が好きなことをそのまま職業にするならこれだろ」というような、その場しのぎのものを描いていた。誰かを「尊敬する」ことはあっても、誰かに「憧れる」ことはなかったのである。

だから、夢を持てる人は「夢を持てる」というただそれだけで十分わたしの尊敬の対象になりえるのだ。そして、夢を公言し続ける岡崎体育もまた、わたしにとってそういう存在になっていった。

 

初ライブ参戦のあとも、わたしはゆるく岡崎体育を見守っていた。特に2018年のロッキンでGRASS STAGE(ロッキンの最大ステージ)に立った時はガチ勢でもないのに身震いした。B'zの裏はキツいと歌っていた人がGRASSである。

そしてそのステージでも、彼は「必ずさいたまスーパーアリーナ公演をやる。成功させる」と力強い言霊を残して去っていった。(そしてそれを見てホールツアーにエントリーするチョロいわたしであった)

 

その2か月後、念願のさいたまスーパーアリーナ公演が決まった。すぐに参戦を決意したのは言うまでもない。

 

そして今日のさいたまスーパーアリーナ公演もやはり最高だった…と書きたいところなのだけれど、もう一つ岡崎体育への思い入れが深まったライブがある。

今年1月に行われた「エキスパート」ツアーのNHKホール公演だ。

 

その前の週(だったかな?)にインフルと胃腸炎を併発した彼の体調はまだ完全ではなかった。時々せき込むし、セトリも少し短くしたと言っていた。短くした、はずだったのだけれど。

ある曲が終わったあとのMCの際、客席から「ポーズも聴きたい!」という男の子の声が上がった。続いて、「ジャリボーイ・ジャリガールも!」という声も。

それらの声は岡崎体育にも聞こえていた。「じゃあ、やりますか!」とMacから音源を探す岡崎体育。何回かエラーを出したあと、最終的にその2曲は、かかった。

この時わたしは思ったのである。岡崎体育は、ヒーローだと。

ヒーローの定義なんてわからないけれど、誰かの夢や希望を叶えてしまうその姿はヒーローとしか言いようがなかった。自分の夢だけでなく、誰かの夢まで叶えてしまう姿を心底かっこいいと思った。

(余談だが、ライブが良すぎてCDを買ってしまうという経験をこの時初めてした)

 

今度こそさいたまスーパーアリーナの話をする。

今日のライブ中、彼は何度も「7年前からの夢をこうして叶えることができてうれしい、ありがとう」と口にしていた。その度にみんなが、「おめでとう」の声や拍手で応えていた。本当に、いい空間だった。

 

誰かを応援するということの良さは、こういうところにあると思う。

わたしは何組ものアイドルやバンドの現場に足を運んでいるが、こうした表現者たちはそれぞれが「大きな会場でライブをしたい」とか「オリコン1位を取りたい」とか、何らかの夢を持って活動していることがほとんどである。そういった人たちのファンでいるということは、彼らの背中を押し、夢を叶える瞬間に立ち会うことができるということだ。言い換えれば、一緒に夢を叶えることができるのだ。

嵐の『Hero』という曲に、「あなたの夢はみんなの夢」という歌詞がある。同じことを、それぞれのアイドルやバンドに対してわたしは強く思っている。

 

たぶんこの先も、わたし自身が夢を持つことはないと思う。けれど、誰かを好きでいることで彼らの夢を通して幸せな気持ちを共有することができるのだから、これほど「夢のある話」もないじゃないか。

 

最後に岡崎体育の話に戻ろう。彼は今日のライブのダブルアンコールのMCで、来年の「大阪でのアリーナ公演」の開催を発表した。彼にまだ夢があることに、わたしは心底安堵した。

これからも誰かが夢を叶える瞬間になるべく多く立ち会いたい。そんな気持ちを持たせてくれた岡崎体育には感謝している。そして心から「おめでとう」と言いたいと思ったさいたまスーパーアリーナ公演の夜だった。

6月19日以降のアンジュルムを考える(竹内朱莉リーダー就任に寄せて)

アンジュルムの新体制が発表された。

 

竹内朱莉のリーダー就任。

 

中野でのMCの内容とか、最近のインタビュー記事を見ていて、なんとなく「この子がリーダーになるんだろうなあ」とか漠然と考えてはいて、竹内さん推しのわたしは「推しがリーダーになったら彼女の一挙手一投足を心配してしまうじゃないか、そりゃうれしくはあるだろうけど」とか思っていたけれど、いざ現実になるとうれしいという感情しかない。

うれしいというか、感慨深い、のほうが正確かな。

 

わたしは竹内さんを推して3年半くらい経つのだけれど、彼女は21歳にして10年以上のアイドルキャリアを持つ。そこからしたらわたしはまだまだアイドルとしての彼女に詳しいとは言い切れないだろう。

その3年半、竹内さんは歌もダンスもバラエティもいけるオールラウンダーという肩書をぐんぐんものにしてきた。昔からのファンの人が語る「MCがうまくできなくて泣いてしまった」なんていう姿はほぼあとかたもないといってもいいだろう。

 

新体制をライブで発表したときの動画も見た。「不安しかないですよね!?」とやや涙ぐむ竹内さんに、「そんなことないよ」と即フォローを入れる勝田さん。「代弁してくれてありがとう」という気持ちしかなかった。

 

竹内さんが不安を抱くのも無理はない。だって初めての代替わりだし、あやちょのようなリーダーのやり方はなかなかできるものではないから。

でも、それでいいと思う。みんながのびのびできるアンジュルムを、という考えはあやちょの考えを引き継ぐものだけど、やり方は一緒じゃなくてもいいのだ。

 

それに、かななんに加えかむちゃんのサブリーダー就任も発表されたし。

グループのことを客観的に見られる人が力を持つのはいいことだと思う。これまでの経験を持つかむちゃんなら、今のアンジュルムの良さを、もっと外に広げていくためのエンジンになってくれるだろう。

 

わたしは正直、アンジュルムにはめちゃくちゃ売れてほしいと思っている。

たくさんの努力をしているとか、パフォーマンスが素晴らしいからとか、アイドルの枠に収まらないとかそういう話ではなくて、「メンバーそれぞれのプラスもマイナスも大切にした上で、全てをプラスに変えていく」その姿がわたしの理想そのものだと思うから。

その姿をもっといろんな人に見てもらいたいし、アイドルだからと変な先入観を持たずに触れてほしいのだ。

 

新リーダーになる竹内さんはあまり自分の考えを雄弁に語る人ではないけれど、これまで表に出してきたパフォーマンスと言葉だけで、十分「これからのアンジュルムを担う人」として信頼に足ると思っている。だからわたしにできることは、これまで通りに応援すること、それしかない。

 

 

「Subleader」の文字が入っているいまのわたしの竹内Tは、6/18で着納めになる。新しいTシャツに「Leader」の文字は入れないつもりだけれど、なるべく長くそのシャツを着られたらいいなあ、とただ思う。