All that glitter is not gold.

それでも、きらきらしたものがすき。

6月19日以降のアンジュルムを考える(竹内朱莉リーダー就任に寄せて)

アンジュルムの新体制が発表された。

 

竹内朱莉のリーダー就任。

 

中野でのMCの内容とか、最近のインタビュー記事を見ていて、なんとなく「この子がリーダーになるんだろうなあ」とか漠然と考えてはいて、竹内さん推しのわたしは「推しがリーダーになったら彼女の一挙手一投足を心配してしまうじゃないか、そりゃうれしくはあるだろうけど」とか思っていたけれど、いざ現実になるとうれしいという感情しかない。

うれしいというか、感慨深い、のほうが正確かな。

 

わたしは竹内さんを推して3年半くらい経つのだけれど、彼女は21歳にして10年以上のアイドルキャリアを持つ。そこからしたらわたしはまだまだアイドルとしての彼女に詳しいとは言い切れないだろう。

その3年半、竹内さんは歌もダンスもバラエティもいけるオールラウンダーという肩書をぐんぐんものにしてきた。昔からのファンの人が語る「MCがうまくできなくて泣いてしまった」なんていう姿はほぼあとかたもないといってもいいだろう。

 

新体制をライブで発表したときの動画も見た。「不安しかないですよね!?」とやや涙ぐむ竹内さんに、「そんなことないよ」と即フォローを入れる勝田さん。「代弁してくれてありがとう」という気持ちしかなかった。

 

竹内さんが不安を抱くのも無理はない。だって初めての代替わりだし、あやちょのようなリーダーのやり方はなかなかできるものではないから。

でも、それでいいと思う。みんながのびのびできるアンジュルムを、という考えはあやちょの考えを引き継ぐものだけど、やり方は一緒じゃなくてもいいのだ。

 

それに、かななんに加えかむちゃんのサブリーダー就任も発表されたし。

グループのことを客観的に見られる人が力を持つのはいいことだと思う。これまでの経験を持つかむちゃんなら、今のアンジュルムの良さを、もっと外に広げていくためのエンジンになってくれるだろう。

 

わたしは正直、アンジュルムにはめちゃくちゃ売れてほしいと思っている。

たくさんの努力をしているとか、パフォーマンスが素晴らしいからとか、アイドルの枠に収まらないとかそういう話ではなくて、「メンバーそれぞれのプラスもマイナスも大切にした上で、全てをプラスに変えていく」その姿がわたしの理想そのものだと思うから。

その姿をもっといろんな人に見てもらいたいし、アイドルだからと変な先入観を持たずに触れてほしいのだ。

 

新リーダーになる竹内さんはあまり自分の考えを雄弁に語る人ではないけれど、これまで表に出してきたパフォーマンスと言葉だけで、十分「これからのアンジュルムを担う人」として信頼に足ると思っている。だからわたしにできることは、これまで通りに応援すること、それしかない。

 

 

「Subleader」の文字が入っているいまのわたしの竹内Tは、6/18で着納めになる。新しいTシャツに「Leader」の文字は入れないつもりだけれど、なるべく長くそのシャツを着られたらいいなあ、とただ思う。