All that glitter is not gold.

それでも、きらきらしたものがすき。

新参ハロヲタが嗣永桃子さんを見送ってきた。(6/30ラストライブ雑感)

嗣永桃子ラストライブ ♡ありがとう おとももち♡に行ってきました。

実は、ももちの卒業が発表されてから詳細が出るまで、彼女のラストライブに行くかどうか悩みました。

ももちのことは、アイドルとしてとても尊敬しています。いちばん尊敬するアイドル。しかし、2015年夏からのハロヲタ、つまりBerryzの現役時代を知らないわたしが果たして行っていいものか。特に武道館やら横アリやらの彼女が既に経験した箱での公演なら、なおのことわたしは行くべきじゃないと、そう考えていました。

 

でも、ももちは既存の箱を選ばなかった。

 

青海野外特設会場。まじか、と思いました。

と同時に、絶対に伝説のライブになるとも思いました。ももちの強いこだわりで実現した野外ライブ。素敵じゃないわけがない。ボノヲタの友人にすぐに連絡をとり、参戦を決めました。

 

参戦するからには!と前日の物販も並びましたがTシャツ売り切れで、欲しかったものは日替わりしか買えず(;ω;)ももちと梨沙ちゃん(カントリーの推し♡)を買いました。

 

さてさて長くなりましたがライブのお話を。

 

OAはアンジュ→つばき→こぶし→J=J→娘。

特に印象深いのはつばきとJ=J!ききちゃんのセリフを推しの瑞歩がカバーしてて大歓喜(;ω;) J=Jは野外でも安定の歌唱力、WWやっぱりいい曲だなあ。

 

本編は鬼やら桃太郎のお供に扮したカントリーの面々でコミカルにスタート。キジを手懐ける梨沙ちゃんかわいい。

 

(一曲ごととか書けないんで印象的なシーンを書いていきますね!)

 

M2.もしも…

とても好きな曲なので聴けてうれしかった!!!

2番のサビの歌詞が特に好きなのですが、「もしもこの星が1日で 最後迎えるとしても」を聴きながら、「ももちも今日1日で最後なんだよなあ…」とかふと重ねてしまい涙…。しかもその1日にビジュアルのピークもちゃんと持ってきていてますます涙。ほんと、かわいいの塊だった。

 

M5.世の中薔薇色

この曲も大好きだから聴けてよかった!サビのドカーン!が超楽しい。イントロかかった瞬間のどよめきもすごかったですね。

 

M7.ももちアイドル15周年メドレー

最新曲からオーデ曲まで遡っていく形式。PBJLはフルでやると思ってたので意外。

ここの選曲がすごくよかった!ソラシド〜ねえねえ〜、恋泥棒、白いTOKYOとか特に。しかしスッペの使い方の雑さよ…笑

Bravo☆BravoのPATIコールは初めての人にもやらせてくれて、「間に合ってよかった〜〜!」のお言葉。あの一言で後ろめたさが消えました。全員を後悔なく帰そうというあの姿勢、素敵すぎます。ありがとうももち。

 

M9.I NEED YOU

ボノコンの映像見て素敵だなーと思ってたら、まさかまさかのラスコンでもやってくれました。夕暮れ時に本当にぴったりで、涙ぐんでる人も周りにかなりいたなあ。

 

映像(ギャグ100再現MV)〜許してにゃん体操

M8,9からの振り幅がさすがすぎる。

ギャグ100ではのにゅを20回くらい言わされた。やなふなも楽しそうでよかったです。

許してにゃん体操、ばっちり覚えていったからめちゃ楽しかった。周りの方々より踊れていた自信ある。振りコピは割とする方だけど、現場で踊った中でいちばん楽しかった!!

 

M11.ももち!ずっとおともも

許してにゃん♡なんて先ほどまで歌っていたももちが「忘れたなら許さない!」で締めるこの曲。メロディだけ聴くとつんく??って思うけど歌詞が本当につんくじゃないと書けないやつ。小指にリングライトつけてる人が多くて景色めっちゃ綺麗だった。

 

M12.cha cha SING

カントリー全員でベリ曲来たあああ!!!楽しい以外の感情がない。あとももちまじで歌上手い。こんなぶっ飛んでる曲を絶対的な歌唱力で抜群の完成度に仕上げていくのがやっぱハロプロって感じですね。やなみんの「ご近所さん♪カモーン!」の煽りかっこよかった。

 

M13.明日からはおもかげ

これもセリフ曲だったんですね。サビの「たとえ私が涙に甘えても しらんぷりをしてください」なんてももちの教え子にしか歌えないよ。泣いてもいいよーなんていうのはファン心理でしかなくて、自分の力でやっていこうって意志の表れを感じました。みんなこの辺から涙堪えるの大変そうだったけど、梨沙ちゃんがめちゃお姉さんしてた…カントリーは梨沙ちゃんが守っていけるなあって思った。

 

M14.愛おしくってごめんね

この曲のMVPはもちろんやなみん。笑

ももちにセリフをとられ、Aメロのときはずーっと困り顔。前の曲でしんみりした会場が一気に爆笑してました。

2番ではおぜとももちがセリフの取り合い。この2人微笑ましい…2人ともかわいいよ!!!

そして最後のごめんなさいねはももちを押しのけて5人で。オチまで完璧なカントリー劇場さすがやで…

 

M16.革命チックKISS

初めて聴いたけどかわいい曲!!これからもカントリーでやってほしいな。最後の加速部分のコミカルさも含め楽しかった╰(*´︶`*)╯♡

 

M18.Bye Bye またね

最後の曲でまた会いたいなんて歌うのずるすぎませんか。ももち先輩。

わたしの後ろの列にいた方々がサビの合唱で大号泣しながら歌っていて…そうだよね。もう表舞台に出てくることのない推しを見送る辛さって、わたしは経験してないけど想像しただけでそりゃ泣くよなあって思いました。しかも同じ人がダブアン後に幸せになれよー!!って叫んでてもうね。なんていい人なんだと。ももちは素敵なファンにも恵まれてたんだなって思いました。

 

EC1.アイドル卒業注意事項

あかん絶対泣くやつ。とか思ってたらしれっと登場するまことに会場若干ざわつく笑

5月の中野でサプライズされてひたすら驚いてたももちが、メンバーと一緒に口ずさんでいる光景にやられました。さながら保護者のようにも見えた。

ふなっきの号泣にもやられたけど、最後のららら〜歌ってたらめちゃくちゃ泣けてきて。涙で歌えなかった。5人が支え合って歌ってた姿にぐっときちゃったんだろうね。あの瞬間、カントリーを応援しようと心に決めました。

 

EC2.VIVA!! 薔薇色の人生

カントリー全員曲、しかも楽しげな曲で締めようとするももちの優しさを感じた。5人もその想いに応えてちゃんと立て直してきてたね。

「私なら大丈夫です」をカントリーに残るやまおぜに振ってたとこがよすぎて。アルプス一万尺でやなみんが涙してて頑張れ〜〜!って思った。その反面ちぃちゃんは一生懸命こらえてたね。5人5様のももちイズムが光ってた。

 

WE.1 ありがとう!おとももち。

やっぱり最後はこの曲なんですね。この曲って、友達になってくれた子への感謝とか友情とかそういうことを歌ってるんだけど、ところどころアイドルとファンに置き換えられる歌詞もあって。そういう意味でこの曲を選んできたのかなって思いました。涙浮かべながらもしっかり歌いきったのはさすが。最後ステージ下に降りていくところでは若干ターミネーターか!?なんて会場がどよめきましたが笑

ももちが小指をたたんでおりていって、そのあとスクリーンに表示された「ももちを世界一しあわせなアイドルにしてくれて」の「しあわせ」って文字が読み取れた瞬間また泣いてしまいました。アイドル好きな人って最終的には推しの幸せを願ってるんだけど、その幸せってアイドルという立場では叶わないこともあるんですよね。アイドルって職業はファンから見ててもつらいだろうなってことたくさんあるし。でも、ももちはアイドルとしての生活が幸せで、そこにすごく誇りを持っていたんだな。そして自分が楽しんでいたから幸せなのではなく、ファンありきの幸せだったってところもまたアイドルとして100点満点ですよね。それがきっと綺麗事ではなく、彼女の本心だったからこんなにも響く言葉になったんでしょう。

 

 

ここまでライブの流れに沿って長々と書いてきましたが、ももちについてそこまで詳しいわけでもないので解釈が多少歪んでいるところもあるかもしれません。細かいとこ覚えてないからBDを待ちたいなって思ってます。

 

冒頭にも書きましたが、わたしにとってももちは最も尊敬するアイドルです。ハロヲタになる前からBuono!が出ていたピザーラのCMなどでももちのことは知っていましたが、許してにゃん♡とか言ってるぶりっ子ってイメージしかなかったです。でもハロヲタになってから彼女の言葉やパフォーマンスに触れ、そのプロ意識の高さや人間としてのかわいらしい一面を知り、尊敬するようになったんです。

たぶん、彼女ほどアイドルを貫き通すアイドルはもう出てこないでしょう。いや、貫き通せるアイドルは、と言ったほうがいいかもしれません。だからもったいないとか、まだ活動しててほしかったって思うのも事実。でも、バラエティに出るタレントとしての側面と、歌って踊るアイドルとしての側面が両立できたからここまで大きな存在になったことを考えれば、アイドル以外の肩書きを背負った芸能人になることを彼女が選ばなかったのも、納得せざるを得ません。それもまた、最後まで彼女が貫いた美学なんでしょうから。

 

これまでたくさんの人の心の支えになって、幸せを振りまいてきたももち。15年間、お疲れ様でした。貴女のその魅力があればどこにいっても大丈夫。心配はしていません。最後のライブに間に合ったギリギリの人間として、微力ながら幸せを願っています。そしてわたしもまたあのライブを思い出して幸せに浸りながら、日々を過ごしていきます。

ももち、本当にありがとう!